年末の大掃除で役立つテクニック リビング・キッチン編
何かと忙しい年の瀬が近づいてきています。
年末に済ませておきたいこととして大掃除があります。
1年間の汚れをすっきりさせて、新しい年を迎えるために役立つテクニックを紹介します。
今回はリビング・キッチンの掃除方法をお伝えします。
特にリビングやキッチンは、物が溢れていることが多い場所です。
まずは整理整頓をするところから始めましょう。
その中で、不要なものは思い切って処分してみましょう。
処分するポイントとして破損がないかはもちろんのこと、1年の中でほとんど使わなかった物は処分しても良いかもしれません。
ほこりが溜まりやすい場所からまずは掃除しましょう。
食器棚の上や照明、カーテンレールの上など高い場所からほこりを落としていきましょう。
その後に下に落ちたほこりをまとめて掃除すれば、時間も短縮できます。
冷蔵庫の後ろや下、テレビの後ろやソファの下など、普段見落としがちな手が届きにくい場所から汚れをとっていきましょう。
特に掃除機だけでなく拭き掃除もすると、隅々までキレイにできますよ。
人が常に集う場所がリビングです。
普段から掃除をする場所ですが、細かい汚れが気づかないうちに蓄積されています。
そんなリビングの掃除方法を紹介します。
上から下にほこりを落として、拭き掃除をするというやり方が基本です。
その中で窓掃除なども取り入れていきます。
天井は手が届きにくいので脚立などを利用し、掃除しましょう。
雑巾などの汚れを拭き取るもので床と同じように拭き、照明の傘などの汚れも拭きます。
意外に汚れがついているのが壁です。
ペーパーモップなどを利用し汚れやほこりを除去します。
また、ドアノブや照明などのスイッチは手垢が溜まりやすいので、洗剤を含ませた雑巾などで拭き取ってあげましょう。
窓やサッシ、雨戸は大掃除の定番な場所ですね。
まず網戸掃除は濡れた雑巾などで拭き取ることにより、大抵の汚れは落ちます。
また、窓に関しては新聞紙と水があれば手軽に綺麗になります。
もし、念入りに行いたい場合は、専用の窓拭き用洗剤などを利用すると良いでしょう。
床に溜まったほこりを最後に取ります。
ほこりが溜まっている状態なので、モップなどでほこりを取り除いてから、掃除機を掛け、水拭きをすると綺麗になります。
リビングと同様に、毎日使う場所でコンロや換気扇の油汚れや冷蔵庫の中身の整理など取り組もうとすると腰が重い場所がキッチンです。
場所別に適した大掃除のやり方を紹介します。
キッチンは掃除する場所が多いので、掃除が大変な換気扇やコンロ周りから掃除しましょう。
換気扇を掃除する際は、まずは電源を抜き、換気扇カバーやフィルターを外します。
パーツをシンクに移し、アルカリ性の洗剤を吹きかけ、10分ほど放置するか、洗剤を混ぜたお湯につけおきする場合は2時間くらい放置します。
その間にレンジフードの拭き掃除をし、つけおきしたアイテムを洗い、元に戻します。
五徳や魚焼きグリルなど取り外せるアイテムをすべて外し、換気扇と同じようにアルカリ性洗剤を混ぜたお湯に浸しておきます。
その間、コンロに付いた油汚れを拭き取ります。
油汚れが強い場合は、洗剤を付けたキッチンペーパーなどで10分ほどパックすると良いでしょう。
その後スポンジや歯ブラシなどで汚れを落とします。
その後、浸け置きしたアイテムを戻します。
シンク周り(排水口や蛇口)の汚れは水垢やヌメリを落とす必要があります。
使えるアイテムとしてクエン酸水が効果的です。
スプレーボトルに水200mlとクエン酸小さじ1を混ぜてスプレーを作ります。
キッチンペーパーにクエン酸水をたっぷり吹きかけ、シンクをパックします。
30分ほど放置すると良いでしょう。
時間が経過したらこすり落とします。
しっかりクエン酸を拭き取った後に、排水口の汚れを取ります。
塩素系とクエン酸は混ぜると危険なので注意しましょう。
布に食器用洗剤を数滴垂らし、拭いていきます。
その後にしっかり水拭きをして仕上げをします。
壁や床は食べ物のカスなども溜まりやすいので、掃除機などで吸い取りましょう。
食器棚などの高い場所も忘れずに掃除します。
今回は冷蔵庫と電子レンジの掃除のコツについて紹介します。
冷蔵庫はまず中身の整理をし、賞味期限が切れた食品は処分しましょう。
その後、冷蔵庫の中身を一度すべて外に出し、冷蔵庫内を掃除します。
冷蔵庫にはクエン酸水(200mlの水にクエン酸小さじ1)、電子レンジには重曹水(200mlの水に重曹大さじ2)を吹きかけて数分放置します。
放置後にキッチンペーパーなどで汚れを拭き取ります。
大掃除をする時間がないくらい忙しい方は、やはりプロの力を借りることです。
この時期にしかない年末大掃除のキャンペーンを行っている業者もいるので、ホームページなどをチェックしてみてください。
掃除グッズがもらえたり割引適用されたり嬉しい特典もあるかもしれません。
例えば、リビングは自分でも掃除ができるけど、キッチンはハードルが高くてできないという人は、ハウスクリーニングを利用するという手もあります。
料金は各業者に問い合わせをし、見積もりを出してもらい納得してから依頼しましょう。
ハウスクリーニングに依頼するメリットは、時間がない人、掃除が苦手な人のお手伝いをしてくれることです。
年末に掃除が出来なかったと自分を責めるより、家族と相談してハウスクリーニングを利用することも手段の一つとして検討してみてください。
キッチンとリビングの掃除方法を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
忙しくしているとあっという間に年末になってしまうので、一気に行うのではなく計画的に掃除をしていきましょう。
忙しくて時間が取れない方はプロの力も借りることも一つの手ですので、無理なく大掃除の計画を立てていきたいものですね。