ゴミ屋敷清掃士認定協会とは

ゴミ屋敷清掃士認定協会はゴミ屋敷に暮らす・困られている方々を一人でも多くお救いし、片付いたリスクのないお部屋で快適に生活してもらいたいという理念のもと、志を同じくした確かな技術と知識のある同志で構成された組織です。

まだまだ発展途上の業界であるゴミ屋敷清掃業界では、参入もしやすく、ここ数年で業者数も増加しました。
中にはお客様の足元を見て、法外な費用を請求する悪徳業者も存在します。
そのような状況の中で、本当にゴミ屋敷や汚部屋に困られている方が、数多くの業者の中から何を基準に選ば良いのか、悪徳業者に騙されないためはどうすればいいのかを知っていただくために、業者選びの一つの基準や業界のスタンダードとして、役割を担う組織でもあります。

3つの理念と信念

敬意

ゴミ屋敷を形成してしまった方と
真摯に向き合う

社会貢献

ゴミ屋敷の社会問題化の
食い止め方を常に考える

安心安全

ゴミ屋敷のリスク回避と
清掃人員の安全対策を行う

ゴミ屋敷の社会的動向

近年、「ゴミ屋敷」や「汚部屋」といわれる住居はニュース番組やバラエティ番組、特番、新聞など、多種多様なメディアで取り上げられ、ますます注目を集めています。

また、2018年夏季において名古屋、横須賀でゴミ屋敷に対して、強制的に片付ける代執行が施行され、世間の注目を集めました。
これは各自治体がゴミ屋敷に対しての条例を制定し始めたことにより、成されたことです。
この条例の制定されだしたのは、まだ数年前のことで、ゴミ屋敷に対する条例自体がない自治体も数多く存在します。
これは裏を返せば、各自治体が条例を制定しなければならない程、ゴミ屋敷問題は深刻で増加している社会問題なのです。

この一種の社会問題とも言えるゴミ屋敷は、今や国内の家屋の10%以上、つまり10軒に1軒以上がゴミ屋敷や汚部屋状態であると言えるでしょう。

ゴミ屋敷や汚部屋を形成する原因

そういったゴミ屋敷や汚部屋を形成してしまう理由は様々ですが、大きく分けて「捨てられない方」「集めてしまう方」の2パターンと言えます。
傾向的には「捨てられない方」が80%、「集めてしまう方」は20%くらいの割合です。

これはライフスタイルやワークスタイルの変化が関係しており、それに伴う精神ダメージ、いわゆるセルフネグレクト(自分自身の管理を放置してしまう)や溜めこみ症と言われる状態に陥ってしまうことにより引き起こされてしまうのです。

ゴミ屋敷を引き起こすのは心理的や精神的理由でデリケートな事柄でもあるため、住んでいる本人に片付けてもらうのは簡単なことではありません。
しかし、ゴミ屋敷はきっかけがあれば片付けを決意してもらうことも可能なのです。
その一つにゴミ屋敷で生活することのリスクを伝えることです。

ゴミ屋敷におけるリスク

ゴミ屋敷や汚部屋などの環境下では火災や害虫など様々なリスクが伴い、放置し続けること自体もリスクです。

もし親族やご自身がゴミ屋敷・汚部屋にお住いで、溜め込んだゴミが原因で火災になれば、自分の命が危ないだけではなく、もし留守の際に起こったとして近所に燃え移れば、住居を失うだけではなく、場合によっては多額な賠償を支払わなければならなくなることもあるのです。

また火災だけではなく、ゴミ屋敷・汚部屋の環境下では、悪臭が発生する可能性も高く、そこに生ごみがあれば、ハエ・ゴキブリはもちろんのこと、多くの害虫も発生し、健康を害する場合もあります。

ゴミ屋敷清掃士認定協会の使命

ゴミ屋敷清掃士認定協会は、ゴミ屋敷や汚部屋をプロによるお掃除で、一人でも多くの方をお救いたいと考えております。
ですがゴミ屋敷を見つけたからといって勝手に掃除をするわけにもいかず、そこには必ず住居の管理者様が同意の上、ご依頼いただく必要があります。
しかし、いざ本人様やご家族様がゴミ屋敷の片付けを依頼しようにも情報が溢れている現代社会では、どの情報が正しく、どの業者がしっかり清掃を行ってくれるのか、わかりにくいというのが実際のところだと思います。

歴史が浅いゴミ屋敷清掃業界は、近年、特に多くの業者の参入している傾向がみられ、今後もさらに業者数は増えることが予想されます。
そこで、ゴミ屋敷清掃士認定協会ではお客様の業者選びの基準の一つとなる、ゴミ屋敷清掃に関する、確かな技術と知識を持った者だけに「ゴミ屋敷清掃士」という資格を認定します。
そして、その資格を保有した、同じ志を持った者で、業界自体の発展と健全化を図っております。

当協会はゴミ屋敷清掃業界のスタンダードであり続けます。

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