断捨離の方法やメリットについて解説!
今使っていないものや不要になったものを片付けて処分する「断捨離」。
思い切ってものを減らすことで、部屋だけでなく気分もスッキリします。
ですが、いざ断捨離をしようと思っても、どれを残して捨てるべきか決められず、結局片付けがストップしてしまう人も少なくないでしょう。
そもそも、ものが捨てられない体質の人は、断捨離をすることにどんなメリットがあるのか疑問に思う人もいるはずです。
そこで今回は、断捨離を行うメリットと、断捨離を成功させる片付け方法や注意点についてご紹介いたします。
ものを減らすことで、さまざまなことがプラスに感じられるようになります。
断捨離によって得られる5つのメリットをまとめました。
1. 片付けの手間が省ける 2. ストレスが軽減される 3. 掃除機がけがラクになる 4. ムダ使いが減って、お金が貯まりやすくなる 5. 自由に使える時間が増える |
ものが多いと、それだけ部屋も散らかりやすくなります。
普段使っていないものだとしても、なんとなく手に取ってしまったり、子どもが触ったりして、自然とものの位置が動いてしまうものです。
それらをすべて元の場所に戻すのは大変ですし、なにより手間がかかります。
断捨離をすれば、散らかるもの自体が減らせるので、片付けの手間もかなり減らすことができるのです。
ものに囲まれた生活は、圧迫感を感じます。
そのため、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまいがちです。
断捨離をして、必要なもの・好きなものだけが視界に入るようにすれば、「ものに囲まれている」という呪縛から解放されて、前向きな気持ちになれます。
ものが多ければ多いほど掃除は大変です。
床にものが散乱している状態では、お掃除ロボットはもちろん使えませんし、掃除機がけも手間がかかります。
「ものをどけて、掃除機をかけて、また元の場所に戻して…」と、かなりの労力が必要になるのです。
断捨離をすれば、床掃除がスムーズにできるようになりますし、お掃除ロボットをフル活用できるメリットがあります。
ものが多すぎると、1つ1つのものの置き場が定まっていないことが多いです。
そのため、使いたいときにものが見つからず、家にあるのに買い足してしまうといった、“ムダ遣い”が増えてしまいます。
例えば、「今ハサミが使いたいと思ったときに見つからない」「買い置きしたはずの調味料が見つからない」などで、結局新しいものを買い足してしまう…というような現象は、ものが多すぎて置き場所や在庫管理がしっかりできていないことが原因です。
断捨離で不要なものを減らし、ものの収納場所を決めておくことで、ムダ遣いが減るだけでなく貯金を増やすことに繋がります。
断捨離をすると、本を読んだり音楽を聴いたり、好きに使える時間が増えます。
部屋にものが多いと、1つのことをしていても、途中でほかのものに目移りをしてしまいがちです。
例えば、スマートフォンで調べ物をしているときに、部屋に置いてある雑誌を見て途中で辞めてしまう…といった経験がありませんか?
これは、そもそも部屋にものを置いていることが原因です。
断捨離をして部屋からムダなものがなくなれば、したいことややるべきことに集中して時間を使えるようになります。
断捨離はコツさえ掴めば、意外と手間がかかることなく片付けることができます。
1. 残すものと処分するものを仕分ける 2. 不用品を捨てる 3. 残したものをキレイに収納する |
断捨離をするには、まず「残すもの」と「捨てるもの」を仕分けることから始めます。
服、キッチン用品など、カテゴリーごとに順を追って選んでいきましょう。
捨てるべきか残すべきか迷った場合は、いったん保留にしてもOKです。
断捨離は手を止めることが一番良くないので、どんどん作業を進めていくことを優先します。
処分するものは袋に入れ、自治体のルールに沿って正しい方法でゴミに出しましょう。
残したものはそのままにせず、キレイに収納して、部屋をスッキリさせます。
ものが捨てられない人は、1つ1つのアイテムに思い入れがある場合が多いです。
例えば、あまり書けなくなったボールペン1本にしても、「このペンは小学生のときに友達から貰ったものだから」と、手放せない傾向があります。
ですが、ものを捨てることは悪いことではありません!
一度捨てると決めたら、躊躇せずにスパっと処分できる勇気を持ちましょう。
ゴミとして捨てることに抵抗があるものは、フリマアプリやリサイクルショップの利用も検討してみましょう。
新品未使用品やまだ使える状態の良いものについては、ゴミにするよりもエコですし、臨時収入が得られるメリットもあります。
ブランド品の洋服や小物、家電製品はフリマアプリ、まとめて処分したい方リサイクルショップの利用も断捨離をする一つの方法です。
処分するものが多すぎて、自治体ゴミとして出すのが大変な場合は、一度にまとめて処分してくれる不用品回収業者が便利です。
品目に関わらず、すべての不用品を搬出から処分まで行ってもらえます。
自力で収集場所に出す必要がないので、たんすなどの大型家具や、処分の手続きが面倒なリサイクル家電を処分したいときにも有効な手段です。
捨てるべきか残すべきか決められず、すべてを保留にしていたら、断捨離は思うように進みません。
「保留にするものは、この箱に入る分だけ!」といったように、保留できるものの量・数に制限をかけておきましょう。
保留に回したもののなかで再仕分けをすることで、いるものと不要なものがしっかり分けられるようになります。
突然断捨離スイッチが入ると、「今日中に部屋をキレイにしよう!」と頑張る人は少なくないでしょう。
しかし、1日で断捨離を行うと、後々考えたら残すべきだったものも捨ててしまう可能性もあります。
一度捨ててしまったものは戻ってきませんので、衝動的に捨てるのではなく、何日かに分けて断捨離を行うようにしましょう。
断捨離には、部屋が片付くだけでなく、心身が健康になる、お金が貯まる、気分が晴れるなどたくさんのメリットがあります。
「とりあえずしまっておく」ということを繰り返していると、部屋がどんどんもので溢れてしまいますので、新しいものを購入するときもよく考えてから決断することが大切です。
不要品を断捨離して、部屋も心もスッキリさせ、生活を心機一転させてはいかがでしょうか!