女性の部屋がゴミ屋敷になる理由とは?
「汚部屋」というワードが流行し始めたのは、バラエティー番組などのメディアで「若い女性の部屋が汚い」という特集をしたことがきっかけです。
男性も女性もゴミをキレイに片付ける人もいれば、ゴミ屋敷になってしまう人もいますが、20~30代で見ると、女性の部屋がゴミ屋敷になりやすいと言われています。
そこで今回は、女性の部屋がゴミ屋敷になりやすい6つの理由を紹介します。
Contents
なぜ女性のお部屋がゴミ屋敷になってしまうのでしょうか。
女性の部屋が散らかってしまい、ゴミ屋敷のような状態になりやすい原因についてまとめました。
男性と女性を比較した時に、女性の方が生活の必需品と呼ばれるものが多い傾向があります。
例えば、スーツを着て会社にする場合、女性が出社する格好は主に、スーツ・ワイシャツ・パンプス・ストッキング・髪留め・ネイル道具・メイク道具などが必要になるでしょう。
髪が長ければ髪留めが必要で、メイクをする場合にも、ファンデーションや口紅、アイシャドウやマスカラなどの道具を必要とします。
社会人の女性にはこれらの必需品と呼ばれる物が比較的多いため、その分収納する場所が必要になります。
収納が少ない部屋の場合は、収納できずに床や部屋の片隅に放置されるなど、物で溢れやすい傾向にあります。
女性は衣服にも気を使っている人が多いですが、脱いだ服をそのまま床に放置していたり、通販などで購入した服を箱から出さずに積み上げていたりすると、部屋が物で溢れてしまいゴミ屋敷に繋がる女性も少なくありません。
衣類はかさばるので、服を購入すればするほど服の収納が大変になります。
ワンルームなどに住んでいる女性の場合、収納が少ないのでより一層片付けが大変になってしまいます。
排水溝に髪の毛が溜まっている経験があると思います。
特に髪の長い女性の場合は、小まめに掃除をしないと排水溝に髪の毛が溜まりやすく、水が詰まりやすい状態です。
排水溝の髪の毛の掃除は、ぬめりがあり抵抗を感じる方も少なくありません。
また、生理用品などが定期的に出るのも、女性特有のゴミのひとつでしょう。
これらのようなゴミが溜ってしまってから片付けるのが大変で、片付けを面倒くさいと感じて先延ばしにするとゴミ屋敷になってしまう人も多いようです。
それ以外にも、料理が苦手な一人暮らしの女性の場合、お弁当などを購入してもその中身を食べきれずに残してしまうというケースもあります。
すると、そのお弁当の残りから異臭の発生につながるかもしれません。
排水溝の掃除や弁当の空箱などの片付けなど、部屋を綺麗な状態を維持できずに掃除をさぼってしまうと、部屋の中のゴミはあっという間に増えていきゴミ屋敷につながるでしょう。
買い物依存症は、男性よりも女性に多いと言われています。
そのため、通販であれこれ買ってしまって、そのダンボールが部屋に溜まっていたり、使用しなくなったものが部屋に溜まっていたりします。
買い物依存症は必要だから買うのではなく、「買う」ことが目的なので、必要ないものでも購入してしまう傾向があります。
通販をよく利用する女性は、買い物依存症の可能性があるので注意が必要です。
ダンボールや同じような美容器具などが部屋に溜まっていき、物が多いことに慣れてしまうと、ゴミ屋敷になりやすいです。
整理整頓や断捨離という言葉が流行していますが、それでも物が多い女性は少なくないでしょう。
時間が不定期である仕事に就いている女性の場合、ゴミを定期的に捨てることが出来ない人も多いです。
ゴミが捨てられなければ溜まる一方なので、アパートなどのゴミ回収の時間を逃してしまうと、日々ゴミが溜まってしまうのです。
また、仕事で受けたストレスによって、家に帰ると何もしたくないという女性も多いため、ゴミが溜まりやすい状況になっているのです。
ゴミを定期的に捨てたり、同じようなものを購入しないようにしたり、整理整頓をするのがゴミ屋敷にならないための方法ではありますが、どうしても部屋に物が多くなってしまう女性も少なくありません。
ゴミ屋敷に住んでいる人の多くは、孤独を感じています。
孤独を感じていると、部屋に物がたくさんあったり、ゴミがあることが安らぎになったりします。
そうなると、ゴミ屋敷化は一気に加速していき、部屋にどんどんゴミが増えていきます。
アパートなどは、ゴミ屋敷化すると害虫や害獣、異臭などの被害が近隣住民に影響を与えてしまいます。
最悪の場合、自治体から強制退去を命じられることがあるので、ゴミが増えてきたらゴミ屋敷になる前に対処することが大切です。
ゴミが捨てられないこと、部屋が汚いことは家族にも友人にもあまり話したくないものです。
ですが、自分で解決できないことであれば、家族や友人に頼ってもおかしなことではありません。
家族や友人に素直に相談し、ゴミ屋敷である部屋を片付けるのを手伝ってもらいましょう。
ゴミ屋敷を専門に清掃活動しているゴミ回収業者が増えています。
ワンルームであれば3万円程度から依頼が出来るので、誰にも相談できない場合は、ゴミ屋敷清掃業者に相談をしてお金で解決しましょう。
ゴミ屋敷に住んでいると精神にも悪影響を及ぼすので、ゴミ屋敷清掃業者に依頼をして部屋をキレイにしてしまうのも大切です。
ゴミ屋敷の掃除をするのは一人ではとても大変です。
「ゴミ袋が5個以上溜まったらゴミ屋敷になる危険性がある」と念頭に置いて、整理整頓やゴミを捨てる努力をして、ゴミ屋敷になるのを防ぐようにしましょう。
今回、女性の部屋はゴミ屋敷になりやすいとご紹介しましたが、全員がそれに当てはまるわけではありません。
女性にかかわらず、部屋をゴミ屋敷にしないようにするためには、自力で整理整頓をする、ゴミを捨てることが重要です。
ゴミが捨てられない、物が部屋に溢れているなど、ゴミ屋敷状態になってしまった場合は、家族や友人に相談したり、ゴミ屋敷清掃業者を頼るようにしましょう。