汚部屋になってしまう主婦の共通点とは?原因や部屋を整理するコツを伝授
コロナ禍だからということもあるのでしょうか。
最近、主婦が汚部屋を作り出すといったケースが急増しているのです。
主婦というと、家事を頑張って家をキレイに保っているようなイメージがあるようにも思えますが、一体なぜ主婦による汚部屋が増えてきているのでしょうか。
今回は、
など、汚部屋を生み出す主婦に焦点を当て、原因や整理するコツをまとめていきたいと思います。
「もしかしたら我が家は汚部屋かも?!」という方は是非参考にしてみてくださいね。
Contents
なぜ主婦が汚部屋を作り出してしまうのでしょうか。
主婦ならではとも言える理由を見ていきましょう。
子どもの年齢が低ければ低いほど、お世話に追われ日々バタバタと過ごすことになります。
赤ちゃんと暮らしているとすると、その生活は想像以上に、赤ちゃんとべったり一緒に過ごす中身となります。
身の回りのお世話だけでなく、お散歩に連れて行ったり、一緒に遊んだりと、赤ちゃんが起きている間は、ほぼ相手をして時間が過ぎて行くと言っても過言ではありません。
ある程度、子どもの年齢が上がってきても、子どものお世話などに時間が掛かるのは変わらず、「少し手が空いたな」と感じるようになるのは、子どもが自分で身の回りのことができるようになる小学生以上になってからではないでしょうか。
そうなると、育児に追われ、片付けをする余裕がないというのも頷けるのではないでしょうか。
育児に追われていると主婦は時間がない!ということを先程の項目でお伝えしましたが、主婦の仕事は育児だけではありません。
などなど、挙げていくとキリがないほど、細かな日々の家事があります。
洗濯や調理は行わなければ生活を維持できないので、疲れていても気力を絞って何とか行うという方も多いのではないかと思います。
逆に、今すぐ行わなくても何とか生活は回るのが、
などの家事ではないでしょうか。
日々の育児や家事、仕事で疲れが溜まっていると、どうしても片付けを後回しにしてしまう気持ちは分かる気がします。
主婦は忙しいということも分かりましたが、主婦の全てが当然ですが汚部屋を作り出しているわけではありませんよね。
実は汚部屋に住む主婦にはある共通点があることも分かってきました。
汚部屋に住む主婦あるあるを6つ紹介していきます。
汚部屋に住んでいる主婦は、物が異常に多い場合が多いです。
オモチャやファンシーグッズなどがあちらこちらに散乱しているというケースは珍しくありません。
きちんと整頓されて飾られていれば、ファンシーな世界観で統一された可愛らしい部屋という印象になりますが、管理しきれず散乱しているようじゃ、良い印象は持たれませんよね。
汚部屋に住んでいる主婦は、自分では管理しきれない量の物を持っているといったケースがほとんどとなります。
汚部屋に住む主婦は物を持ち過ぎる傾向にありますが、同時に捨てるのも苦手というデータもあります。
集めるだけ集めたあとで、不要だと気付いても「捨てるのがもったいない」とついつい溜め込んでしまうのです。
物は捨てなければ溜まっていく一方です。
物を買うのが良くないわけではありませんが、その時々の生活に必要なものに囲まれているかどうかを定期的に確かめていく必要はあるでしょう。
汚部屋を作り出す主婦は、収納グッズを持ち過ぎているというデータもあります。
収納下手だから汚部屋を作り出すイメージがあるのに、収納グッズが多いというのは意外な印象を持ちませんか?
ここが落とし穴で、収納グッズが多いから、「そこに何とか入るだろう」と思い、油断をしてつい物を増やしてしまうのです。
そして、一応収納グッズ内に物は収まってはいるけれど、収納ケースが押し入れの中に入らず、廊下などに溢れているといった本末転倒なケースが起きていることもあります。
汚部屋を作り出す人は、衝動性に弱い傾向にあります。
「これ欲しい!」と思ったら、本当に必要かよく考えず買ってしまうことが珍しくないのです。
その結果、
など、不要品を増やしてしまうことへと繋がっていってしまうことも少なくありません。
こちらも意外に思われるかもしれませんが、汚部屋を作り出す主婦は完璧主義の傾向にある人も多いのです。
完璧主義の方は、1度片付けをしだしたら物がなくなるぐらいスッキリさせないと気が済まないという方も多いですよね。
掃除をしてみたものの、途中でやめてしまうようなことになるなら、まとまった時間が確保できるまではやめておこうと掃除をするのを先送りにしてしまい、そうしている間にどんどん家が汚れていくという良くないスパイラルに陥ることもよくあるのです。
汚部屋を作り出してしまう人はストレスが溜まっていて、イライラしているという場合も多いです。
そのイライラの捌け口として、物を衝動買いしてしまうということもよくあります。
物を衝動買いすると、一時心は満たされるかもしれませんが、汚い部屋で生活をしていると心が落ち着かず、またイライラとしてきてしまいますよね。
そうなると、また物を増やしてしまうことへと繋がるので、上手なストレス解消法を見つけることが課題となりそうです。
主婦が汚部屋を作り出してしまう場合、気になるのが一緒に住む家族に与える影響です。
当然一緒に暮らす家族にも不利益が出てきます。
この場合、誰に1番不利益が生じるかというと、その環境を覆す力を持たない子どもなんですよね。
ここで実際に起こった事例を1つ紹介します。
「ゴミ屋敷がある」と近隣住人から通報を受け、向かった自治体の人が見たのは身体中、虫刺されの痕のある親子でした。
見えているところだけでも50箇所以上は刺されたような痕があったと言います。
大事な子どもが虫に刺され痒がったりと苦しんでいる様子は見たくないですよね。
他にも家族に与える良くない影響は存在します。
虫刺されとも通じますが、家の中でダニが繁殖したらアレルゲンとなります。
ダニやハウスダストが原因で喘息などを起こしてしまうこともあるので、決して軽くは見てはいけないのです。
ゴミ屋敷のような環境で過ごしていることをクラスメイトに知られたらどうなってしまうのでしょうか。
中には執拗にからかってくる子もいますよね。
そんなことで子どもが理不尽にいじめられるようでは余りに可哀想です。
小さな頃から汚い環境で過ごしていたら、子どもによっては「これが普通」と思って成長していってしまいます。
家をキレイに片付けるといった概念を持たないまま育っていってしまいます。
そうなると学校や職場を乱してしまったりと、周りにいる人に迷惑を掛けてしまうことも考えられるのです。
このように、汚部屋で暮らすということは、自分だけの問題ではなく、家族、とりわけ子どもに重要な影響を与えかねないということを覚えておかなければいけませんね。
汚部屋は1日にしてならず!
日頃の生活習慣から汚部屋は生まれていってしまいます。
そこで汚部屋を作りだす主婦がついやってしまいがちな習慣を10個挙げていくので、自分は該当していないかも含めてチェックしてみてくださいね。
服や雑貨類を買った時に「後で片付けよう」とついつい床に置いてはいませんか?
その日のうちに片付けられるのならばいいのですが、床に置かれたまま数日放置されるようであれば要注意です。
「少し置いただけ」のつもりが、片付けをしない習慣作りへと繋がっていってしまう可能性があります。
「ゴミの収集日があっても、まだ余り溜まっていないから次にまとめて出そう!」という方は少なくありません。
ですが、こちらも溜め込んでいく習慣に繋がりかねません。
生ゴミは出すけれど、不燃ゴミや資源ゴミの回収日を知らないという方もいます。
生ゴミでなければ虫は湧きませんが、使わないものを置いておくのも邪魔なので、都度出すようにしていきたいところです。
「これは一体何ゴミになるのだろう」と迷うゴミってありませんか?
不燃なのかプラスチックゴミなのか。
何ゴミで出せばいいのか分からないから一旦放置という習慣は余りよろしくありません。
こちらも溜め込む習慣に繋がりかねないので、疑問はすぐに解消するのが安心ですね。
自治体に問い合わせてみるのも1つの解決方法でしょう。
ケーキを買うと横についてくる保冷剤。
持っておくと、お弁当の保冷や急な熱への対応に役立ち、結構便利なんですよね。
せっかく貰えたんだから再利用しようとする気持ちはとてもよく分かります。
しかし、貰った分だけどんどん溜めていくと、冷凍庫の場所を取ってしまいがちになります。
また、貰ったものを溜めていく習慣は、余分なストックを持つことへと繋がります。
保冷剤をストックしておくのは〇個までとマイルールを決めておくといいですよ。
スーパーなどの安売りでお得なものを見つけたら、家にまだストックがあっても飛びつくという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
やがて使うものであればストックを補充しておくのも決して悪いことではありません。
しかし、ついついストックを溜め込んでるうちに、うっかり賞味期限が切れてしまっていた経験はありませんか?
安売りは一定間隔であるものです。
過剰なストックを持つと、場所の幅も取りますし、1度に買い込むのは溜め込む習慣を作り出すつと言えるでしょう。
玄関に家族の人数分以上の靴が並んではいませんか?
汚部屋になりやすい家の特徴は玄関にも表れるといいます。
汚部屋を作りだしやすい人の玄関は、家族の人数分以上出しっぱなしになっていることが多いのです。
すぐに履かない靴は靴箱にしまうといった習慣がつけば、家の中を片付ける習慣にも繋がります。
なので、玄関が乱れがちな家庭は、室内も乱れていきがちであると言えます。
学校や幼稚園などから配布されるプリントは大量にありますよね。
その中にも不要なもの、不要になるまでしばらくかかるものなど色々分かれると思います。
その区分をせず、まとめて机の上などに放置していると、大事な書類をどこに置いたのか分からなくなってしまったり、家の中が汚くなってしまう要因となります。
管理が難しいプリント類だからこそ、読んだら放置は危険です。
こちらは2つの意味合いがあります。
の2つのパターンがあります。
食べた食器を洗わないのは衛生的に問題がありますし、食器を洗った後放置するのは、衛生面は良くてもかさばってしまうので余り良くはないですよね。
取り込んだ洗濯をついついソファなどに放置してはいませんか?
洗い終わった洗濯物が山となっているといったケースも珍しくありません。
また、洗い終わったところから次の日、着る服を選ぶので、畳むことなくずっと同じローテーションで衣類を着ているという方もいます。
悪くはないですが、他の衣類も着たいですし、できたら絶ちたい習慣と言えるのではないでしょうか。
普段は掃除をせず、来客の予定がある時だけパパッと部屋を片付けるという方もいるかもしれません。
いざという時は片付けられるという場合、汚部屋度はそこまで深刻ではないでしょう。
ただ、「いざとなったら片付けられる」と余りに過信をし過ぎると、気付いたら手遅れになるレベルまで散らかっていたという事態にならないようにしたいところです。
ここからは前向きに、汚部屋を卒業させるためのコツを見ていきましょう。
どれも難しいものではないので、できることから1つずつ取り組んでいけば、段々と部屋がキレイになっていくのを実感してもらえるはずですよ。
キッチンカウンターの引き出しの中やクローゼットの中身を1度全部見てみましょう。
なんでこんなものを?と感じるようなものが入っていたりしませんか?
1年使う機会がなかったものは使う機会は訪れないなどと言われます。
不要なものを見つけたら思い切って捨ててしまうか、まだ利用価値がありそうなのであればフリマサイトなどで販売するのもおすすめです。
1度売り上げに繋がると、出品するのが楽しくなり、家も片付き収入にもなるという一石二鳥となりますよ。
物の定位置を決めるのは、汚れにくい家作りの秘訣とも言えます。
物の場所を決めたら、使ったらそこに必ずしまうようにすれば家は汚れていきません。
子どもたちにもそのルールを守ってもらえるように、収納ケースには中にしまうものを書いたテプラなどを貼っておくと、子どもたちだけでも片付けをすることができます。
こうして、物の場所をあらかじめ定めておくことで、床に物が溢れるのを防ぐことができますよ。
物が減ってきたら、リバウンドをしないように新たに物を買い足すのはなるべく避けましょう。
飛びついて買わず、本当にそれが必要なのかをよく考えます。
1つ何かを買うなら、不要になった物を1つ捨てる「入れ替えシステム」を採用すると、無駄遣い防止にも繋がるのでおすすめです。
家の中がごちゃついてしまうのは、外に出ているものが多く溢れていることです。
ついつい家に溜まっていってしまいがちなのが宅配などが届いた際の段ボールではないでしょうか。
自治体の資源ゴミ回収日には必ず段ボールを出すようにしていきましょう。
自治体によっては、資源ゴミの回収日が少なく、回収日を待っていたらどんどんと段ボールが溜まっていってしまうという方もいるのではないでしょうか。
そういった場合は、地域にある段ボール回収センターにお買い物のついでなどに持ち込むようにして、家の中に段ボールが溜まっている状態を避けるようにしていくと、見た目もスッキリしますし、家がキレイな状態を保とうというモチベーションにも繋がります。
主婦が汚部屋を作り出してしまう理由などについてお話ししてきました。
主婦と汚部屋は結びつかないようなイメージがありますが、家事や育児に追われる主婦は意外にも汚部屋を作り出してしまう可能性があるということが見えてきました。
是非当記事を参考に、自分は汚部屋を作り出す傾向にないか、部屋が汚れてきたらどうすればいいのかなどを考えてみてくださいね。