ゴミ屋敷清掃士が救う、健全なゴミ屋敷清掃業界へ
ゴミ屋敷掃除業者に依頼する時はゴミの分別は必要？
ゴミを片付けたり掃除をしたりするのが苦手、仕事が忙しく部屋を掃除する時間がないといったことが原因で、自宅がゴミ屋敷に陥ってしまう人は年々増えています。
また、遺品整理の際にゴミや不用品が大量に出たり、久しぶりに実家へ帰ったらゴミ屋敷化したりしているケースも少なくありません。
ゴミ屋敷の掃除は自力で行うこともできますが、大量のゴミで埋め尽くされている状態だと、自力で片付けるのが困難な場合も。
そんなときは、ゴミ屋敷清掃を専門に行っている業者へ依頼をした方が手っ取り早くゴミ屋敷を片付けてくれます。
しかし、業者へ依頼をする場合、ゴミの分別までお任せできるのかどうか気になる方も少なくないかと思います。
そこで今回は、ゴミ屋敷掃除業者に依頼するとき、ゴミの分別が必要なのか、依頼する場合の費用・所要時間についてもご紹介いたします。
Contents
結論から言うと、ゴミ屋敷清掃を専門に行っている業者であれば、基本的にゴミや不用品の分別まで行ってくれるところが多いです。
自力でゴミ屋敷を掃除する場合は、清掃作業を進めながら、必要なものと処分するものを分けていく必要があります。
床が見えないほどゴミや不要品が積みあがった場合は、ゴミを捨てるだけでも大変です。
そんな状況で作業を進めていくと、残しておくべき貴重品や大切なものもゴミと一緒に処分してしまう可能性もあります。
ゴミ屋敷清掃業者へ依頼すれば、ゴミのなかにまぎれた貴重品や価値のある不用品も、すべて分別してもあることが可能です。
ゴミと必要なものの分別までお願いできるのは助かりますが、プロに依頼するとなると片付け料金が気になる方も少なくないでしょう。
ゴミ屋敷掃除業者によって、片付け費用は異なるものの、多くの場合、分別料金も片付け費用のなかに含まれている場合が多いです。
“分別料金”といった項目はなく、ゴミ屋敷清掃の基本料金としてすでに入っているため、分別の有無によって料金が変わることはほぼありません。
そのため、ゴミや不用品の分別をお願いしても、追加料金が発生するといった心配はさほどしなくて良いでしょう。
ただし、ゴミ屋敷清掃業者によって作業の基本料金には違いがあるため、事前に確認しておくと安心です。
ゴミ屋敷掃除業者のなかには、不用品やゴミの仕分けだけでなく、まだ使える新型の家具家電やブランド物の貴重品も選別して、買取を行ってくれるところもあります。
清掃作業を行いながら選別も同時に進めてくれるので、別途料金がかかることもありません。
むしろ、不用品の買取を行った分、ゴミ屋敷掃除費を浮かせられるメリットがあります。
ゴミ屋敷清掃業者に依頼すれば、自分で分別しなくて良い場合が多いです。
しかし、自分でゴミを分別することで得られるメリットももちろんあります。
あらかじめゴミと必要なものとを自分で分別しておくと、作業に必要な時間を短縮できます。
清掃スタッフが一からすべて仕分けしていくよりも、ある程度自分でいるものといらないものを分けておいた方が効率も良いです。
作業そのものがスピーディーに進むので、少しでも早くゴミを撤去してもらいたい方は、自分で仕分けしておくことをおすすめします。
ゴミ屋敷の清掃料金は業者によって異なります。
部屋の広さや処分するゴミの量によって基本料金を設定しているところが多いですが、「清掃にあたるスタッフの人数」や「作業時間」も費用に大きくかかわってくる部分です。
スタッフの数が多いほど、そして作業時間が長いほど人件費がかかってくるため、片付け費用も高くなります。
そのため、不用品と必要なものを分別しておくのと、すべて業者にお任せするのとでは、スタッフ人数の所要時間にも差がでるのです。
あらかじめ自分で仕分けをしておけば、作業が早く終わるだけでなく、片付け費用も抑えられる可能性があります。
基本的には、作業中の立ち合いをお願いしている業者が多いです。
しかし、あらかじめ必要なものと処分するものとを分別しておけば、立ち合いなしでゴミ屋敷清掃を依頼できる業者もあります。
仕事などで作業当日、立ち合いの時間が取れない方や、遠方にある実家のゴミ屋敷清掃を依頼する方にとっては便利です。
自分で仕分けをするとなると少し手間はかかりますが、作業時間の短縮や費用を抑えることが可能です。
ゴミ屋敷清掃業者にすべてお任せするのももちろん問題ありませんが、ある程度自分で仕分けしておいた方がメリットはあります。
ゴミ屋敷清掃業者だけでなく、不要回収業者へ依頼をすることも可能です。
大量のゴミや不用品をまとめて処分してもらえますし、もちろん自分で分別する必要はありません。
ですが、不用品回収業者の場合、ゴミ屋敷清掃を専門に行っている業者のように、処分するものと必要なものの分別までは行ってもらえないことがほとんどです。
「作業現場にあるもの＝不用品」と認識されてしまうため、残しておきたかったものや貴重品までまとめて処分されてしまう可能性もあります。
不用品回収業者へ依頼をする際は、あらかじめ処分するものと必要なものをすべて自分で仕分けしておくことが大切です。
作業当日、部屋には処分するものだけを残し、必要なものは持ち出しておくようにしましょう。
ゴミ屋敷清掃業者に依頼をする際、基本的にゴミの分別は必要ないことがほとんどです。
しかし、自分で分別しておくことで、費用を抑えられる、作業が早く終わるといったメリットもあります。
処分するものを種類ごとに分けておく必要はありませんが、自分が残したいものはできる範囲で仕分けしておきましょう。
