在宅が増えたことでG(ゴキブリ)とゴミ屋敷も増加傾向?!
未だ、いつ収束を迎えるのか予想がつかないコロナ禍。
都心などにお住いの方はリモートワークの時間が増えたという方も少なくないのではないでしょうか。
家で過ごす時間が増えると共に今問題となっているのが、自宅のG(ゴキブリ)出現率増加とゴミ屋敷化についてです。
なぜ、在宅時間が増えるとGの出現やゴミ屋敷に繋がっていくのでしょうか。
その背景について迫っていきたいと思います。
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女性セブンで紹介された在宅ワークをしている女性のお宅には、3月なのにGが出現したと言います。
Gの行動が活発になる時期と言えば夏のイメージがありますが、まだ暖かくなりかけたばかりの3月になぜ?!と疑問になりますよね。
その理由が、実は在宅ワークと深い関係があるのです。
文中に登場するアース製薬の方は、以下のように解説しています。
「通常、ゴキブリは寒さに弱いため、冬の間は活動量が低下します。おとなしく春を待つ習性なのですが、今年はコロナ禍でわれわれもリモートワークが増え、外出の自粛もあり、在宅時間が増えましたよね。その間、自宅は暖房や加湿器で、室温25℃前後、湿度は40~50%にキープされ、人はもちろんゴキブリにとっても快適な環境が続いてしまった」
私たちにとって過ごしやすい室温はGにとっても越冬しやすい環境だと言えるのです。
快適な温度が継続されることで、冬に活動量を落とす必要もなく、年中Gも活動ができるようになってしまったということです。
更に、在宅ワークで三食を自宅で済ますとなると、それに伴い生ゴミも多く出てきます。
ホコリや髪の毛ですら餌にするというGですが、食べカスがあれば余計に群がってきますよ。
ここに餌があると覚えられてしまうと、産卵などもされ、Gに巣食われてしまう可能性もでてきます。
「Gは気持ち悪いから見たくない!」という方も多いですよね。
どういう環境がGが増えやすいのかを把握して、Gが出にくい環境を作っていくようにしたいところです。
食品のゴミはもちろんのこと、物が散乱している家はホコリも多くGの餌や隠れ場所となるところも多く、Gが出現しやすい家となります。
Gは水1滴だけで、数ヶ月生き延びることができる生命力と言われています。
とにかく家をキレイに片付けることが、Gを寄せ付けない最低条件となります。
Gは室内だけにいるのではなく、外でも普通に暮らしています。
一階に済んでいたり、戸建ての家の場合、食べ物を求めて這って室内へと侵入してくることも考えられます。
特に庭に木や草などが生い茂っている場合は要注意です。
Gが潜んでいる可能性も高くなります。
室内に観葉植物を置いている家庭も多いのではないでしょうか。
観葉植物があると癒されるものですが、実はGも植物を好んでいます。
観葉植物の土は湿気もあり、暖かく産卵するのに適した場所となってしまいます。
鉢の裏なども隠れ場所になりやすいので、潜んでいないかこまめに確認をしてみましょう。
Gの侵入経路で1番多いのが、人間と同様に玄関と窓から入ってくる方法です。
窓を開けっ放しにしながら洗濯を干したりはしていませんか?
開けたらすぐに閉める習慣をつけることで、Gの侵入を防ぐことに繋がります。
段ボールはGの餌にもなり、産卵場所にもなります。
段ボール内は湿気もあり、暖かいので寒い季節でもGが潜伏しておくのにぴったりです。
コロナ禍で買い物もネットショッピングで済ませているという家庭も多いかもしれませんが、段ボールは小まめに破棄するようにし、家庭内に溜め込まないようにしていきましょう。
暖房機能がある電化製品が稼働している空間も、Gにとっては過ごしやすい場所です。
とはいえ、電化製品を使わないわけにはいきませんよね。
電化製品は壁に密着させず少し隙間を作るようにしましょう。
そして、小まめにホコリを掃除するようになれば、Gの温床となるのを防ぐことができます。
このように、Gを招いてしまう要素は生活しているとたくさんあります。
Gを招けば産卵され繁殖へと繋がるので、まずは招かない環境を目指していきましょう。
在宅ワークの増加で増えたのはGだけではありません。
今「隠れゴミ屋敷」に悩まされている方も増えてきているのです。
「隠れゴミ屋敷」」というのは、
などが挙げられます。
生活に支障は来たさないものの、ゴミや物が多く衛生的には問題があるような家のことを指すことが多いです。
毎日家にいると、これまでよりもゴミが出る量も多いと思います。
「そのうち片付けるつもりだった」という、つい後回しにしてしまう習慣が積み重なり、手には負えないぐらいの量のゴミになっていってしまうことも珍しくありません。
手に負えない量になってくると、なかなか片付けられず、どんどんとゴミが蓄積されていってしまう悪循環となっていってしまうので、早めに対処しなければなりません。
Gを招かず、ゴミ屋敷を解決するには、以下のようなことがポイントとなります。
まず、部屋にゴミを溜め込まないことが第一条件です。
ゴミの日にきちんとゴミを出す習慣をつけていきましょう。
ゴミが大量で1度には無理そうならば、まずは生ゴミなどの匂いがあるものから優先的にゴミ出しをしていきます。
ゴミが多いからと諦めず、コツコツとゴミを減らしていくようにしましょう。
部屋が片付くまでは、新たに物を増やさないようにしましょう。
せっかくゴミを出しても、また物を増やしてしまっては意味がありません。
部屋がスッキリとするまでは買いたいものがあっても我慢して、片付いて綺麗になった部屋をモチベーションに片付けをしていきましょう。
家が汚く、どこから手を付けたらいいのか分からないという場合は、まずは水回りを優先して片付けていきましょう。
生ゴミや、使った食器などがそのままになっていないようにしていきます。
水回りの汚れは悪臭の元になりますし、Gも招きやすいです。
部屋の掃除は食品ゴミや匂いのあるものから片付けることを鉄則にして、水回りから掃除を始めていきましょう。
片付けの目途が付いてきたらゴキキャップなどのGを駆除できるアイテムを設置すると、より効果的になってきます。
自分では手に負えそうもないと感じた場合は、ゴミ屋敷専門の業者に依頼するのが手っ取り早いです。
ゴミの片付けと一緒に、Gの駆除なども対応している片付け業者に依頼をするようにしてみましょう。
ゴミの量にもよりますが、まずはゴミが片付かなければ、またすぐにGが出現してしまう可能性があります。
ゴミを片付けた後に駆除してもらい、害虫予防の対策をしてもらうと安心です。
自力で片付けられるぐらいの量のゴミであれば、ゴミを片付けた後に害虫駆除の業者に依頼も検討してみましょう。
害虫駆除業者なら、プロの知識で駆除と侵入予防の処置をしてもらえます。
防虫テープなどを使い、見落としがちな隙間などの対策もしてもらえるので、Gを寄せ付けない家を作り出すことも可能となります。
仕事に追われ、忙しい生活をしているうちに、気付いたらゴミがとても増えていた!ということもあると思います。
その結果、望まぬGを呼び寄せてしまったという事態に陥ってしまったという方もいるでしょう。
まずは、衛生的な部屋の環境作りを目指していきましょう。
自力では無理そうなら、ゴミ屋敷の片付け業者や害虫駆除業者に依頼するのも1つの方法です。
また暖かい季節がやってくるので、Gの活動が最盛期を迎える前に何とか対処をしていきたいところです。
今回ご紹介したGを寄せ付けない方法などを参考に、是非快適なお家作りに取り組んでみてください。